分譲マンションのモデルルーム・資料のチェック項目

分譲マンションはどうやってチェックするの？

分譲マンションの資料をみても、色々な構造や設備などが書かれており、それぞれを読んでも、その工法がベストなのです。みたいな書かれ方をしており、結局構造や設備などの面で、どういった点を見たらいいのかが分からないという方も多いのではないでしょうか？

ここでは、分譲マンションの資料や現地モデルルームなどの見学などでわかる分譲マンションのチェックポイントやどういった構造・設備がおすすめなのかを分かりやすく解説していきます。

立地

分譲マンションは立地の良さがある意味すべてだと思っています。郊外の分譲マンションは基本的にリセールバリュー（再販時の価格）も低くなる傾向がある上、マンションに住むというメリットが小さくなってしまいます。また、立地はあとから動かすことは当然できません。あなたとあなたの家族が住むための目的や交通・お買い物の利便性などを両立できる立地を選ぶのがポイントです。
・駅からの距離は最重要
・敷地の周辺をチェック
・子供がいる場合には通学路・学区もチェック
・海辺は塩害に注意

建物構造

建物の構造といわれても専門家でもないのに、●●工法採用！などと書かれても、「ふーん、いいんだ」くらいにしか分かりません。しかし、そうしたものは実はあまり重要な項目でなかったりします。建物構造のチェックポイントでは、建物資料から読み取れる構造でどこをチェックすれば優れたマンションであるかがわかるのか？という重要な点を解説していきます。
建物全体
・外壁構造・外壁材
・屋外階段
・排水管
・フラット35Sが使えるか？

居室全体
・二重床・二重天井
・スラブの厚さ
・住戸内の間仕切り壁
・隣の住戸との戸境壁

住宅設備

住宅設備は専有部における住宅の設備です。最近では床暖房、オール電化、太陽光発電、ペアガラス、ディスポーザーなど様々な住宅設備があります。ここでは、そうした住宅設備のどんな点をチェックしたらいいのかを詳しく説明していきます。
・オール電化
・床暖房
・ペアガラス
・ディスポーザー

間取り・収納

間取りや収納はそれぞれの世帯が住む部屋になります。どんな間取りの部屋が良いのか？また、そうした部屋の間取り別の特徴や収納に関する、見取り図（間取り図）の読み解き方などもわかりやすく解説していきます。
全体
・隣家、上下階との間取りで注意
・スケルトンインフィルマンションの注意点
・部屋の収納率と収納の種類
防犯面
・ポーチ・アルコーブに面した部屋は狙われる？
プライバシー
・共用部に面した部屋の窓とプライバシー性能
快適性・居住性面
・柱によるデッドスペース
・中和室は居室にカウントしない
水周り・浴室
・洗面所はできるだけ広いスペースを
・1418と1620のお風呂の浴槽サイズ

ソフト面（担当者・サービス）

マンションの良し悪しを決める重要な要素に、ソフト面もあります。ここまでは、おもに物件のハード面（機能や設備）が中心のお話でしたが、担当者のレベルや、その後のサービス面なども十分に検討しておく必要があります。
・建設住宅性能評価書の有無
・良い担当者と悪い担当者の見分け方