
分譲マンションの選び方ガイド
ポーチ・アルコーブに面した部屋は狙われる?
防犯上気をつけたい間取りの部屋
部屋がポーチ・アルコーブに面しており、窓が対いる場合は防犯面で要注意です。ポーチ・アルコーブなどに面している場合には死角になることも多く防犯上大いに問題があります。そういった窓には普通格子がつきますが、格子は防犯機能としてそこまで役に立つものではないのです。
失敗しない分譲マンションの選び方
ポーチやアルコーブは廊下から死角になる!
特に、共用廊下の一番奥にある部屋の場合は要注意です。ポーチやアルコーブによって奥まった形になっているせいで、ポーチやアルコーブに入られてしまうと共用廊下から全然見えなくなるのです。
そうしたところに窓があったら危ないですよね?
格子が付いてるから大丈夫!といわれるかもしれませんがこうした格子は比較的外しやすいといわれています。中でも面格子は、見た目だけで防犯能力はほとんど無いといわれています。もしこうした物件の場合、格子は取り付けブラケットのねじが見えない高強度の縦格子など防犯性が高いものを選択してください。
防犯性の弱い格子
・ねじ式はドライバーで簡単に外されます
・ビス止めとなっているものは強く引っ張ると外れます
防犯性の強い格子
・アルミサッシと一体になったもの(外せません)
・高強度の縦格子(取り付けブラケットのねじが見えないタイプ)
防犯以外の問題
ちなみに、ポーチやアルコーブに面した窓は「共用部に面した部屋の窓とプライバシー性能」で示したようにプライバシー上の問題があります。ポーチ・アルコーブは専用使用権があるとは家、誰でも入ることができるスペースです。
採光もあまり期待できず、窓としての役割はあまり果たさないでしょう。