
分譲マンションの選び方ガイド
中和室は部屋にカウントしない
マンションに多い中和室の問題点とは?
マンションに多い構造として中和室があります。行灯部屋とも呼ばれますが、この部屋には窓がありません。ということはエアコンの設置もできませんし、採光上問題があるので、常に照明をつけておく必要があります。引き戸として置く事で扱いは「居室」ですが、基本的に住む部屋としてはカウントしてはいけません。物置または引き戸を全開にしてリビングの一部として使うほか無いでしょう。
失敗しない分譲マンションの選び方
中和室とはいったいどんな部屋なのか?
中和室(行灯部屋)とは、住戸の中にある部屋という意味です。窓がない部屋で本来は居室としては認められないのですが、引き戸にするなど一定の対策をとることで居室とされます。
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中和室は左の間取り図のように、なっています。見て分かるとおり、窓がありません。そして部屋と廊下、部屋と部屋の間に引き戸で扉があります。 この対応の部屋の問題点は居室としての性能が著しく低いということです。例えば、3LDKのマンションの場合、中和室があると、リビングダイニングキッチン+居室1(洋室)+居室2(洋室)+和室(中和室)というタイプであることが多いかと思います。 それは、最終的に中和室で暮らすであろう、夫婦にとって居住性が悪いためです。もし、中和室をリビングと完全につなげてダイニングとして使うというのであればそこまで問題ではありません。 |
中和室が居室として優れない理由
それでは、中和室が居室として優れていない理由にはどんなものがあるのでしょうか?ちなみに以下を全部、気にしないよという方は中和室物件を選んでいいかと思います。
- 採光面が極めて悪い
当然ですが、中和室には窓がありません。さらに、リビングから奥まったところにあるのが普通ですので、昼間でも暗いです。特にリビングとの境を締め切る場合は間違いなく照明が必要になります。 - エアコンが設置できない
窓が無いということは当然バルコニーもありません。ということは、室外機の設置が必要になるエアコンについては当然導入できないことになります。夏の暑い時期や冬の寒い時期にエアコン無しというのはちょっとつらくないですか?
(配管を伸ばす事で対応もできますが、それなりの工事費がかかりますし、リビングを配管が横断する形になるので見栄えもちょっと悪いです。) - 遮音性が小さい
引き戸。しかも和室の場合には遮音性が低いので、リビングとの続きになっている中和室の場合にはリビングの声や音がただ漏れします。また、逆に中和室からの音もリビングに丸聞こえとなります。
モデルルームと中和室
モデルルームで物件を見るときに、中和室の扉を全開にしてまるでダイニングのようにしているケースがありますが、このテクニックはリビングを非常に広く見せる効果があり多用されます。
この方法を使えば本来は狭いリビングを広く見せることができたり、開放感を高めたりすることができるためです。こうした場合には中和室の扉を閉めてみるなどしてもう一度確認してみましょう。