分譲マンションの選び方ガイド

共用部に面した部屋の窓とプライバシー性能

間取り図を見てみたら、「お風呂に窓があっていいね」と思っていたら、その窓が面しているのは共用部で結局ブラインドは閉めっぱなしで全然窓として機能しない、何てこともあります。共用部はみんなが通る場所ですから、そこに窓があってもほとんどの場合は締め切っているかカーテン・ブラインドでしょう。

失敗しない分譲マンションの選び方

共用廊下に面した窓の使い勝手

最初に書いている通り、窓があるということと、その窓が使えるか?ということは別次元です。共用廊下は時間帯によっては多くの人が通りますし、意外と音もするものです。また、多くの場合は北向きですから採光上の期待も難しいです。窓は壁よりも多くの音を通すので、窓があることで外の音がよく聞こえてしまいます。

そのため、共用廊下に面した窓の部屋の多くはカーテンやブラインドなどで仕切られてあまり空けられることは無いでしょう。また、窓は多くの場合で泥棒の浸入口ともなるケースがあるので、たとえ格子がしてあったとしても、防犯上リスクを抱えることになります(参考:ポーチ・アルコーブに面した部屋は狙われる?

お風呂に窓が付いていると思ったら、窓は共用廊下面だったなんてこともよくあります。お風呂の声は響きますから、廊下を歩いている人に聞かれてしまいますよ。また、通気性は良くてもほとんどの場合で使わない窓になりそうです。