分譲マンションの選び方ガイド

隣家・上下階との間取り図のつけ合わせをする

部屋全体の間取りをチェックするのも大切ですが、最も大きな視点でみるのも大切です。例えば、隣家の間取りです。隣家とは当然壁を隔てて暮らすことになるので、失敗した間取り物件では、コチラの主寝室の隣に隣家の水周りがあってうるさいなんてことがあるかもしれませんし、上下階も同様です。全体の間取り図のつけ合わせはしっかりと行いましょう。

失敗しない分譲マンションの選び方

マンションは他人との共同生活でもある

マンションは自分の家と壁をはさんだら、隣の住人が住んでいるという大きな意味では共同生活となります。そのため、生活音などはあるときにはトラブルの元になることもあります。
もちろん、「マンションの構造」などで説明している通り、こうした音に対する最適な構造を行っているマンションの場合、音トラブルは少なくなります。しかし、100%隣家、上階の音が聞こえないというわけではないのです。

そうしたトラブルは無いに越したことはありませんし、自分の家に不快な音が聞こえるのも不愉快です。そうしたトラブルを避けるための間取り図の見方として、隣家と上下階の間取り図とを比較していましょう。

実際のマンションと同じように隣家のタイプの間取り図を並べてみます。マンション(住居)で最も音がでやすいのが、お風呂です。例えば、上階の方のお風呂スペースが、自分の主寝室の上にあるような場合はどうしても音が聞こえてしまうことがあります(主寝室が静かな分)。また、眠りを妨げられたというのが相当の不快感に結びつくこともあります。
隣家の場合も同様です。自分(相手)の主寝室に壁を隔てて、音が多く出る部屋がある場合には音が響いてしまうこともあるでしょう。こうした場合は要注意です。

生活音というものは、どれだけ気をつけてもでてしまうものです。