分譲マンションの選び方ガイド

分譲マンションとは

分譲マンションとは、マンション物件の建物の区分所有権を購入することを言います。マンションの部屋を一室ごとに販売されているマンションで、建物は購入者が一定の条件の下で自由にできる専有部分とマンション所有者共有の共有部分とに分けられます。ここでは、分譲マンションとは一体どんなものなのかを分かりやすく紹介します。

失敗しない分譲マンションの選び方

分譲マンションの法的な設定

分譲マンションとは、建物の区分所有等に関する法律(通称マンション法・区分所有法)により規定されている住宅の一種です。また、国道交通省の分類では「中高層(3F以上)であり、分譲・共同住宅、鉄筋コンクリート、鉄骨鉄筋コンクリート、鉄骨造の住宅」と定義しています。
マンションの購入者は「区分所有法」に基づいて名義人が区分所有者となり、購入したマンションの部屋(専有部分)についてを専用使用することができます。
そして、この専有部分以外を「共有部分」として区分所有者全員の共有物として利用します。マンションはその性質上、区分所有者としての個人とマンション全体との利害関係があることから、一戸建てほどの自由度はありません。
例えば、たとえ専有部分であっても、管理組合(分譲マンション全体の意思決定機関)の許可が無ければリフォームをしたりすることはできません。

自分の家であると同時に、みんなの家でもあるというのが分譲マンションの特徴です。一戸建てと比較して自由度はどうしても落ちてしまいますがその分、快適な設備や立地条件などは一戸建てに勝る部分も多いです。