分譲マンションの選び方ガイド

マンションの建物規模による比較

マンションは大きく「単棟(小規模)タイプ」と「団地(大規模)タイプ」に分類されます。明確な定義はありませんが、小規模タイプは単棟で、あまり多くの世帯数が入っていないタイプです。一方で大規模タイプは団地のように広大な敷地に似たマンションが複数棟建っている場合や、1棟でも世帯数が多いタイプのマンションです。実はマンションのこの規模でかなりの違いがあります。ここでは、小規模マンションと大規模マンションのメリット、デメリットについて徹底比較していきます。

失敗しない分譲マンションの選び方

小規模な分譲マンションと大規模な分譲マンション

マンションはその規模において「小規模マンション」と「大規模マンション」に分類されます。明確な区分はありませんが一般には、数百戸(世帯)を超えるような場合が大規模マンションとなります。それぞれの規模においてメリットとデメリットがあります。

大規模分譲マンションのメリット

  1. 設備面が充実している
    大規模なマンションの場合、それだけ共用部分などの設備が整っています。例えば、マンション土地内にキッズルームがあったり、スカイラウンジがあったり、マンション住人向けの○○サービスといったサービスが行われる場合があります。また、共用部分なども豪華にしやすいため、エントランス部分や植栽などもキレイ・大規模なケースが多いです。
  2. 多くの住人でマンションを支えるため修繕費が安く済む
    マンションの修繕などの面でも大規模分譲マンションは有利です。少数の世帯で1つのマンションを維持管理するのではなく、大規模な世帯で維持するので、それぞれが出し合う修繕費も少なくてすむのです。
  3. 高度利用が必要な都心部にあることが多い
    こうした大規模な分譲マンションは土地の高度利用が必要な都心部にあることが多いです。そのため、通勤や通学などには非常に便利がいい場所にあることが多いというのもメリットです。逆に、都心部に小規模なマンションを建てる場合は同じ設備や広さに対する価格がどうしても高くなります。

 

小規模分譲マンションのメリット

  1. 住人の顔がわかる住まい
    小規模な分譲マンションの場合、住人の数が少ないのでその分交流も密接になりやすいです。共用部分などは決して広くはありませんが、家族と家族の付き合いなどもしやすいというメリットがあります。
  2. 閑静な住宅街に多い
    こうした小規模な分譲マンションは容積率や建物の高さに制限があるエリアに立てられうことが多いです。そのため、都会のど真ん中というよりはやや閑静な住宅街などに立てられているケースが多いので、静かな場所がいいという肩におすすめです。分譲マンションでありながら「一戸建てのような・・・」といった表現がされることも多いです。