分譲マンションの選び方ガイド

おすすめの住宅ローン比較

管理人がオススメする金融機関の住宅ローンサービスを徹底的に比較していきます。金利面だけでなく、繰上返済手数料、団信手数料などのコスト、その他の保険・付帯サービスなどによって総合的に「オススメ」な住宅ローンを紹介・比較していきます。

失敗しない分譲マンションの選び方

住宅ローンランキング

まずは、管理人がおすすめする住宅ローンサービスを紹介します。

1位:住信SBIネット銀行住宅ローン
住信SBIネット銀行というネットバンクが提供する住宅ローンです。特徴としては、全ての手続きをネット・郵送対応とする事で徹底的なコストダウンを行った上での低金利な住宅ローンです。これに加えて、団信はもちろん、8大疾病保険というプラスの保険まで無料で提供されています。

2位:新生銀行住宅ローン
新生銀行が提供している住宅ローンです。ローン金利を見れば住信SBIネット銀行には劣りますが、生活借越サービスが利用できたり「新生プラチナサービス」という優遇サービスも受けることができるので、新生銀行をメインバンクとして利用している、利用する方には非常にメリットがある住宅ローンです。

3位:楽天銀行(フラット35)
楽天銀行は楽天グループのフラット35提供業者。フラット35提供業者の中でも最安水準で提供されています。フラット35Sのりようや借換ローンとしても利用ができます。フラット35の利用を検討されているのであれば、この楽天モーゲージが個人的には最もオススメです。

4位:ソニー銀行住宅ローン
ネット銀行であるソニー銀行の住宅ローンです。ローン金利でみれば、1位の住信SBIネット銀行に劣りはするものの、完全オンラインではなく、担当者がついて相談に乗ってくれるなどのサービスも充実しているのが特徴です。

5位:イオン銀行住宅ローン
大手スーパーイオンの系列銀行「イオン銀行」が提供する住宅ローンサービスです。 低金利の住宅ローンサービスに加え、イオン銀行で住宅ローンを組むと、イオンでのお買い物が常時5%オフになる特典も。 1年:0.60%の金利水準(2012年1月)は他行を圧倒する低金利水準です。

6位:SBI住宅ローン(フラット35)
フラット35を提供する銀行の中では低めの水準の金利を提供しています。さらに、団信だけでなく、SBIグループ独自の8大疾病保険をプラスすることもできます。フラット35の利用を検討されている場合はこちらがオススメです。変動金利と比較すると金利面ではやや難ありですが。フラット35Sが利用できる物件であれば魅力が一気にあがります。

 

住宅ローンのシミュレーションに騙されない!

分譲マンションの見学などにいくと多くの場合で、ローンのシミュレーションを出しませんか?といわれることが多いです。
そして、シミュレーションの結果をみて、「おお、この程度なら買えるかも。今の家賃とそんなに変わらないし!」という結果が出てくることも多いかと思います。
でも、ちょっと待ってみてください。その金額って本当に「リスク」がないのでしょうか?

2011年2月現在、住宅ローンの金利は変動金利の場合大体1%程度です。この変動金利は「将来金利が上昇するリスクがある」住宅ローンです(逆に下がる可能性もありますが、現状からこれ以上下がるという可能性はほとんどないです)。
一方、固定金利の場合は大体2.5%程度の金利となっています。コチラのほうが金利は高いですが、将来市場金利が上昇した場合でも住宅ローンの返済金利は固定されるので、金利が上昇することはありません。

じゃあ、仮に2000万円の住宅ローンを35年ローンで組んだ場合を考えましょう。

金利が1.0%の場合:月々の返済額はわずが56,000円くらいです。
金利が2.5%の場合:月々の返済額は72,000円くらいになります。

多くの販売業者さんは、有利に見える「変動金利」でシミュレーションを作ることが多いです。上と下とでは、月々の金額も全然違うことが分かるのではないでしょうか?

「でも今は安い金利なんだからいいじゃん?」という方もいるかもしれません。しかし、過去の住宅ローンの平均金利は5%を越えています。仮に返済開始から10年後に金利が5%にまで上昇した場合を考えます。また、さらにその5年後には金利が8%に上昇したとします。

当初の返済額:56,000円
10年後の返済額(金利が1%→5%にアップ):87,000円
15年後の返済額(金利が5%→8%にアップ):110,000円

と大きくアップしていきます。特に15年目に金利が8%にまでなると、当初の2倍近い返済額が必要になることになります。

もちろん、将来金利が上がるかどうかはわかりません。ただし、ずっと今の低金利が続くという保証もないわけです。住宅ローンは超長期にわたって返済していくものですので、将来の不確実性は大きなリスクとなります。

あまりにも安い金利によるシミュレーションに騙されないように注意してください。