分譲マンションの選び方ガイド

立地 / 分譲マンションのチェックポイント

分譲マンションは立地の良さがある意味すべてだと思っています。郊外の分譲マンションは基本的にリセールバリュー(再販時の価格)も低くなる傾向がある上、マンションに住むというメリットが小さくなってしまいます。また、立地はあとから動かすことは当然できません。あなたとあなたの家族が住むための目的や交通・お買い物の利便性などを両立できる立地を選ぶのがポイントです。

失敗しない分譲マンションの選び方

分譲マンションと立地の選び方の基本

まず、ある程度は私の主観も入っています。その点はご了承下さい。

分譲マンションと一戸建てを比較する場合、一戸建てでは実現できないのは駅徒歩数分などの好立地にマンションを建てることができるという点だと思います。都市部の場合、ほとんどの場合で駅前に一戸建てが並んでいるというのは少ないでしょう。まずは、駅前にはマンションが並び、その後さらに離れたところに一戸建てが建つというのが一般的なはずです。

そうした意味で、マンションの良さというのは基本的に良い立地にあることだとおもいます。閑静な住宅街がいいというのであれば、そもそも分譲マンションではなく、一戸建てを買えばいいのではと思ってしまいます。さらに、立地が良いマンションはリセールバリュー(再販時の価格)も高いという傾向があるので、将来今のマンションを売って、新しいマンションや一戸建てを買いたいという場合も有利になるでしょう。

 

分譲マンションを立地で比較・検討する場合のチェック項目の一覧

以下は分譲マンションを比較する場合にチェックしたい立地に関する項目です。

駅からの距離は最重要?
分譲マンションの場合、一部の例外を除いて駅からの徒歩距離が重要であるといえるでしょう。基本的な目安としては3分から10分程度。つまりバスなどの交通機関はもちろん、自転車などを使わなくても駅にまでいける距離ということになります。徒歩3分以上としているのは、あまりにも駅近だと商業地に近すぎて良好な住環境とはいえないためです。ここでは、主に、マンションの立地と駅の関係についてチェックすべき項目をピックアップしていきます。

周辺環境のチェック
まだ未完成のマンションを買う場合でも絶対に敷地の周辺はチェックします。できれば昼間と夜の二回に分けて周辺チェックを行い、環境がどのように変化するのかをチェックします。さらに、購入予定マンションの周辺に新たなマンションが建ちそうな用地・土地が無いかもチェックしましょう。ここでは、マンション立地の周辺環境について解説、チェックしていきます。

子供がいる場合は通学路や学区もチェック
お子様がいる家庭限定になりますが、子供がいる場合には当然学校に通学します。地域にはどうしても評判の良い学区とあまり評判の良くない学区・校区というものがあるようです。当然学区も検討材料になるでしょう。また、学区だけでなく、実際に子供が通学する上でのルート(通学路)などもチェックしてみます。

海辺は塩害に注意
リゾート気分も味わえるマンションとして臨海エリアの分譲マンションも人気です。ただし、こうした臨海エリアは潮風が吹くことになりますので、それに伴う塩害について配慮してあげる必要があります。もっとも完全に防御するのは不可能なのである程度の塩害被害は覚悟しておく必要があります。